長野県信濃美術館・東山魁夷館

展覧会 Exhibition

<終了しました>

水墨の世界

開催期間:平成19年5月31日(木)-平成19年7月24日(火)

今回は“東山魁夷の色彩”シリーズの第二期としてモノトーンの作品を中心とした“水墨の世界”を開催いたします。
東山は63歳になる昭和46(1971)年の初夏、奈良・唐招提寺を開いた唐の高僧鑑真和上像を祀る御影堂の障壁画制作を引き受けました。はじめに、南面する二部屋に日本の風景を描いた東山は、第二期として北面する三部屋に和上の故郷中国の山水を描こうと、中国へ旅立ちます。
岩絵具を塗り重ね、色面による画面構成を重視する大和絵(やまとえ)に日本の美を求めてきた東山でしたが、「いつか無理なく水墨画の世界へ入っていける機会を待っていた」といいます。
技法的にもすぐに墨一色で描くようになったわけではなく、慣れ親しんだ群青を真っ黒に焼いた材料などを使って工夫をこらし、慎重に墨絵の世界へ入っていったことがわかります。
本展では、初期から晩年までの大作や代表的な連作など、東山の画業全体をご覧いただきます。みなさまも作品とともに各地を旅しながら、「水墨画は私の最後の到達点ではないかと思う。」という東山の水墨の世界をお楽しみ下さい。

≪黄山雨過≫1978年

基本情報

会期
開催期間:平成19年5月31日(木)-平成19年7月24日(火)


目録ダウンロード

水墨の世界 (PDF)




▲このページの先頭へ